毛穴に詰まった角栓を何とかしたい
女性なら誰もが1度は鼻の毛穴に詰まった角栓が気になって仕方がないという経験があると思います。
毎日ちゃんと顔を洗っているはずなのに、気が付くと鼻の毛穴がポツポツとしてきて、メイクの時に至近距離で鏡をみると本当に気分が悪い・・・。
視力の悪い方なら分かると思いますが、メガネやコンタクトをしたときの自分の鼻の毛穴を鏡で見た時の汚さと言ったら無いですよね?
(注:目が悪いと裸眼では見えていないので自分の肌がキレイに見えるのですが、メガネをかけた途端に現実を直視することになるので驚愕するものなのです)
私の場合は大体の場合、外出前にコンタクトをしてメイクするので、その度に鏡を見てがっかり・・・。
本当にどうにかならないかと毎日思って洗顔をしていますが一向に改善されそうにありませんでした。
そんなときに、
- 毛穴に詰まっている角栓とは何なのか?
- どうして詰まってしまうのか?
ということをちゃんと理解しなければいけないんじゃないかと考えるようになりました。
角栓ができてしまう原因を知らなければ、間違ったケアを一生懸命やってしまっているために改善しないという可能性もあるわけです。
だから、角栓が取れるという噂を聞いていろいろやっているのに全然きれいにならないという方は、まずは根本的な原因が何なのかを知ることが大切なのです。
角栓とは?毛穴に詰まった角栓の正体
毛穴からポツポツと出ている膿のような白っぽいもの(黒っぽい時もある)はいったいなんなんでしょうか?
結論からいうと、これは皮脂と汚れが合わさったものなのです。
皮脂は、テカリの原因になるし、何となく不潔な印象があるためにすごく嫌われてしまっているのですが、実は綺麗な肌を保つためになくてはならない存在なので常に毛穴から分泌されています。
正常なお肌であれば毛穴から皮脂がスムーズに出ていくわけですが、毛穴の周囲に汚れが付着していると、この汚れと皮脂が結びつき、時間の経過とともに固まって毛穴にフタをするような状態になってしまうのです。
これを角栓と呼んでいるんですね。
角栓は肌が汚く見えるだけでなく、酷い場合には跡が残るようなニキビに発展してしまうこともあるのでやっかいなのです。
>ニキビと角栓の違いとそれぞれの関係 | ニキビ再発防止に必要な角栓ケア
そして、皮脂と結合して角栓の原因となる汚れというものは大きく分けて2つあるのです。
1つは古くなった角質、もう1つがメイクやほこりなどの汚れです。
古い角質というのはいわゆる垢(あか)と言われるもので、古くなった皮膚のことですね。
一般的に角栓は取り除けばきれいになると思いがちですが、過剰な皮脂や角質などが残らないようにしない限り作られ続けてしまうということを認識しておいて下さい。
角栓の原因となる古い角質やメイク汚れが残ってしまう理由
角栓の原因となるものは分かったと思いますが、どうして古い角質やメイクなどの汚れが残ってしまうのでしょうか?
皮脂が分泌されるのは必要なことなので仕方がないので、角栓ができないようにするためには原因となる汚れを残さないようにすることが不可欠です。
そのため、どうして角質やメイク汚れが残ってしまうのか、その原因を掴んでおく必要があるわけです。
古い角質が残るのはなぜ?
先ほども言ったように、古い角質というのは本来は垢となって剥がれるはずの皮膚が残ってしまっているのです。
これは一般的にターンオーバーが乱れていると言われる状態で、お肌の新陳代謝が悪くなっているために古くなった皮膚が剥がれずに蓄積されてしまっているのです。
新陳代謝が悪くなってしまう原因は、生活習慣や間違ったスキンケアなど多岐にわたります。
このような状態になると、角質自体が汚れとして毛穴を埋めてしまったり、古くなった皮膚が厚くなることで、毛穴自体を狭めて詰まりやすい肌質にしてしまうのです。
よく美肌には睡眠が大事と言われるのは、眠っている間に肌のターンオーバーが行われて新しい皮膚へと生まれ変わるからからなんですね。
よって綺麗なお肌になるためには生活習慣を整えて質の良い睡眠を取ることは大切なことなのです。
メイクやほこりなどの汚れが残るのはなぜ?
メイクやほこりなどの汚れが残ってしまう原因といってもそれぞれちょっと性質の異なるものなので、メイクとその他の汚れをまず分けて考えてみましょう。
一般的にメイクによる汚れというのはクレンジングで落とすものですね。
それに対して、その他のほこりや過剰な皮脂などの汚れについては洗顔によって落とすものですね。
それぞれ方法が異なるので残ってしまう原因も違ってくるのです。
まず、メイクの油分が残ってしまうのは、単純にメイクが濃いと言った理由もあるのですが、何よりもクレンジングでしっかりと落とせていないことが問題です。
そもそもメイク汚れは擦って落とすようなものではなくてクレンジングによって溶かして落とすことが基本なので、うまく落とせていないと言うことはクレンジングの見直しが必要ということですね。
続いて、ほこりや皮脂などの汚れについてですが、こちらは原因がとても複雑です。
なぜなら、単純に洗顔がしっかりと行われていないために汚れが残ってしまっていることが原因の場合もあれば、逆に洗いすぎて必要な油分まで落としてしまった結果、肌が潤いを保持しようとして皮脂をたくさん分泌させている場合も考えられるからです。
どちらの場合でも、皮脂が詰まったり皮脂によるベトつきによって汚れが付着しやすくなるのです。
さらに、洗顔の前段階のクレンジングで必要以上に強力な洗浄力のものを使いすぎているために肌が乾燥していたり、洗顔やクレンシングのやり方に問題がある(擦り過ぎなど)ということも考えられるのです。
>ダブル洗顔が不要な肌と必要な肌、その違いとおすすめのクレンジング
このように、角栓ができてしまう原因となる汚れというのは、ターンオーバーの乱れから洗顔やクレンジング剤の種類、または使い方といった色々なことが原因として考えられるので、実は原因を特定することがすごく難しいのです。
角栓ができないようにするための対策
角栓がどうして詰まってしまうのか?ということについては、原因がいくつもあって特定が非常に難しいということは分かって頂けたと思います。
特定が難しいからこそ、多くの女性が改善できずに悩んでいるわけですね。
だからといって、無理に角栓を押し出したりして汚れを取り除いても根本的な解決にはなりません。
しょうがないから放置しておきましょうと言っていても話になりませんので、どうすればいいのかというところが大切なわけですね。
ではどんなことが必要かというと、とても面倒なのですが原因として考えられるものを挙げて1つ1つチェックしていくしかないのです。
具体的には
- 洗顔の仕方に問題が無いか?
- クレンジングを変えてみる
- 洗顔料を変えてみる
といった順序でどれが原因として当てはまりそうか確認していけばいいと思います。
イメージとしては、まずはお金のかからないところである洗い方を見直す、次にクレンジングを見直すことでメイクなどの汚れがないか、または落とし過ぎていないかを確認して、最後に洗顔によって皮脂などの汚れを落とせているか、または落とし過ぎていないかを確認するわけです。
洗顔方法、クレンジング、洗顔料のそれぞれについてのチェックポイントとしては
- 顔を洗う時に手と顔の皮膚を接触させないようにする
- クレンジングの洗浄力を強める or 弱める
- 洗顔料も洗浄力を変えてみる+泡立ちのよいものにする
といったことですね。
クレンジングと洗顔料については、今使っているものが洗浄力の強いタイプのものであれば弱いものを使ってみる、元々肌に優しいタイプのものであれば洗浄力の強いものを使ってみるといった感じで変更して様子をみるといいでしょう。
もちろん、どちらか一方を変えてみて、2週間以上は変化があるか様子を見ることが大事です。
また、泡立ちのいい洗顔料に変えるというのは、洗顔時に手と顔の皮膚を接触させないようにする対策のためのなので、洗い方だけでなく洗顔料を変えることによっても洗顔方法を改善することができるのです。
一見すると、このように1つずつ地道に実施するのは面倒に見えますが、あれこれやって何が原因かわからなくなるよりも実は一番の近道だと思います。
毛穴に詰まった角栓ができにくい肌になって、毎朝メイクの時に鏡を見てツルツルの鼻にノリノリでメイクができるように毎日少しずつ前進していきましょう。
メイク落としからスキンケアを見直そう
角栓が取れるクレンジングおすすめランキング!(TOPページ)