鼻の角栓を無理に押し出すのは逆効果!

鼻の角栓を無理に押し出すのは逆効果!

角栓は無理やり取っちゃダメ!

お出かけ前にメイクをしようと思って鏡で自分の鼻を見てビックリ!


ポツポツと角栓が毛穴から飛び出していて、見ているだけでも気分が悪くなるという経験をしている方は多いと思います。


私も何度となくそんなことがあって、どうしても今すぐにこの汚い鼻をキレイにしたいと思ってしまって、つい無理やり角栓を押し出すようなことをしてしまったことがあります。


確かに一時的には綺麗になるし、ニュルっと毛穴から汚れが出てくるところは本当に見ていて気持ちがいいもので癖になるのもわかるのですが、実は、無理やり力を入れて毛穴の汚れを押し出すような行為は百害あって一利無しと言っても過言ではありません。


無理に力を入れて肌を刺激すると、毛穴の詰まりを悪化させてしまうだけでなく、炎症を起こしたり、最悪の場合には色素沈着となってシミのように跡が残ってしまうこともあるのです。

刺激によって毛穴が詰まりやすくなる

鼻の毛穴に詰まった角栓をキレイにしたくて強く押し出すようなことをしていると、最初のうちはスッキリと除去できているような気がしますが、続けているうちにより一層毛穴が詰まりやすい体質になってしまいます。


その理由は、「鼻の角栓を除去するためにはターンオーバーの改善が必要」という記事の中の間違ったスキンケアによって毛穴が詰まりやすくなるという説明をした通り、刺激をすると私たちの肌は防衛反応として皮膚を厚くしようとするからです。


皮膚を厚くするためには、古くなった角質を剥がさずに残しておく必要がありますね。


そうすることによって、本当は無くなるべきだった角質が、毛穴の周辺に積み上がっていくことによって、毛穴がふさがりやすくなってしまうのです。

肌が炎症を起こして跡が残る

次に問題となるのが、刺激による炎症によって跡が残ってしまうというものです。


これは角栓を押し出そうとしてやり過ぎた経験がある方ならご存知だと思うのですが、毛穴の汚れを絞り出そうとして爪を立てたり、圧力をかけ過ぎると鼻が真っ赤に腫れたようになってしまいますね。


まあ一時的な刺激であれば、数日以内には腫れや赤みが治まりますが、あまり強くやりすぎたり、繰り返し継続して刺激をし続けると、炎症による赤みが長期間残ってしまうことがあるのです。


誰もが経験をしたことがあると思うのですが、体を強く叩いたりするとその部分だけが赤くなってしまいますよね。


例えば、太ももを手のひらで強く叩けば、手の形に赤くなってきます。


これはまさに炎症反応なのですが、この現象は刺激によって肌の細胞が何かしらのダメージを受けてしまったために修復しようとして血管が拡張された状態なんです。


ダメージを受けた肌の細胞へ必要な栄養素を血液を通して送るために、血管を太くして血液をたくさん送ろうとするのです。


そのため、血液の色が透けて赤くなり、さらには血液の量が増えるため腫れたりするのです。


さらに当たり前ですが、叩いて赤くなった部分は痛みを感じますね。


これは、細胞がダメージを受けて、これ以上同じ刺激を受けるとまずいので、脳に痛みを感じさせることで刺激を避けるように指令を出しているのです。


これが炎症という反応な訳ですが、鼻が赤くなったり痛みを伴うほど強い刺激で角栓を押し出そうとすることは、この炎症を自ら引き起こしていることになるのです。


しかも、かなり局部的に強く押すことになるため、自分ではそれほど強く押していないつもりでも、部分的にかなり強い刺激を与えてしまっている可能性があるのです。


つまり、角栓を無理に押し出すということは、簡単に言ってしまえば、毛穴の汚れを除去しようとしてニキビ跡(局部的な炎症による赤み)を作り出しているようなものなのです。


肌をキレイにしたいはずなのに、わざわざ炎症を起こして跡を残してしまうなんてあり得ないですよね?


いかに短期的なメリットのために長期的なデメリットを被っているかわかりますね。

色素沈着してしまうこと!

刺激によって炎症を起こしてしまって赤みが残ってしまうことは分かって頂けたかと思うのですが、実は炎症が悪化すると黒いシミのようなものができてしまうことがあるのです。


これは炎症性色素沈着と言われるもので、ダメージを受けた部分を修復しようとして肌の細胞が活性化するために、つられてメラニン色素を作る細胞も活発になってメラニンを作り出し、色素沈着してしまうのです。


下着などで締め付けている部分に一時的な跡が残るのは誰もが経験することですが、あまりサイズの合わないものを長期間身に着けていると、跡が消えなくなったり黒っぽくなってくるのも炎症性色素沈着によるものです。


小さな刺激であっても長期間継続することによって色素沈着してしまうことがあるのです。


例えば、角栓と同様に毛穴の黒ずみを気にする方も多いのですが、黒ずんでいるのは汚れが詰まっていることもあれば、洗顔による摩擦のし過ぎや角栓の除去による刺激で毛穴の周りに色素が沈着してしまっていることもあるのです。

まとめ

以上のように、鼻の角栓が気になってしまう気持ちはよくわかるのですが、力ずくで押し出すようなやり方をしていると、一時的にキレイになるように見えるだけで、肌はダメージを受けてさらに角栓が詰まりやすくなるだけでなく、炎症や色素沈着にまで発展してしまうリスクを秘めているのです。


基本的な対策は、角栓を除去するのではなくて詰まらないようにすること、そのためには


  • クレンジングや洗顔に問題はないか(汚れが残っていないか、摂り過ぎていないか)
  • ターンオーバーは正常か

というところを見直していく必要があるのです。


単純に今ある角栓をいくら取り除くことを続けてもいたちごっこに過ぎず、結局肌を傷め続けてしまうだけなのです。


だから、今すぐになんとかしたいという気持ちを抑えて、自分で押し出すようなリスクのあること辞めて、根本的な解決をするために長期的な視点で正しいケアをしていくことが大切です。

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